歩行距離:約10.8km 所要時間:約3時間(昼食時間を除く)
この日は家族で高尾山へ行きました。前に行ったのは20代の時で一人で行きました。随分と久しぶりです。駅がとてもかっこいいと思いました。調べたら2015年に改築されていて、2016年にグッドデザイン賞をもらっているのですね。

10時過ぎに来たら、駐車場が満車だらけでした。妻子は先に降りて、リフトで中腹に向かっています。高尾山は色々なコースがあるのが良いですね。


おそうじ小僧からここまで真っ直ぐな坂道。約10分で標高を約100m上がります。結構きついです。女性の二人組も結構いたんだけれど、聴こえてくる会話はダイエットが多かったです。
大昔に来たときは随分楽な山だと思ったけれど、ケーブルカーに乗ったのかもしれません。更に急坂を10分登ったあたり。木々に囲まれた道となり、ちょっと楽しくなってきました。
高尾山口駅からおよそ30分で高尾山エコーリフト山上駅の近くに到着。天気はよく遠くが見えるのですが、木が多いので開放感がありません。
しかし、この急な階段を登ると・・・
高尾登山電鉄展望レストランの屋上に出ることができ、素晴らしい展望が開けました。
私が中腹まで遅れて到着する間に、妻子はさる園を楽しんでいました。そうこうしているうちに昼時になっていたので、中腹にておにぎりを食べました。食後に売店に買った高尾山チーズタルトはとても美味しかったです。
1時間くらい中腹でのんびりした後、頂上目指して歩きはじめます。妻子はここからが山登りです。
妻が撮影した十善戒(じゅうぜんかい)。

中腹から山頂(標高599m)までの標高差は120mくらいなので30分くらいであっという間に到着。頂上には沢山の人がいました。ソフトクリームを食べたり、記念写真を撮ったりして頂上で30分くらい過ごしました。ここで妻子と分かれて下山開始。

娘はリフトが楽しかったとのことで、帰りも中腹からリフトに乗りました。

帰り道は、6号路を選択してみます。「3.3km 90分 大山橋、びわ滝を経て高尾山口駅へ沢沿いのコース。水を聞きながら歩きます。」と書いてあります。

下り始めると、しばらく階段が続きます。下から上がってくる人達は、階段の連続にうんざりしている会話が多かったです。外国人密度も結構高いです。
やがて階段が終わりました。この真っ直ぐな坂をしばらく進むと、この道は左手前方向に折り返します。
折り返した先は、突然沢になっています。こんな道を歩くのは初めてです!
飛び石が設置されていて、注意深く歩けば、靴もそんなに濡れません。最初は滑ることもなかったのですが、沢の終わりのほうは、かなり滑りました。下から上がってくる親子が「服汚れてもいいから、怪我しないで。」「お母さん、木と石がすごく滑る!」などと、動揺するくらい滑りやすかったです
やがて沢も終わりこんな道になりました。片側は崖でガードレール等もなく、道幅が狭いので、逆から来る人とすれ違うのは少し怖いです。
こんな道なのに、都心をデートするのにふさわしいような上品な服を来た女性が上がってきました。なんと、靴は買ったばかりにしか見えない、汚れの全くない真っ白なスニーカー。この後、滑りやすい沢なんですが、いいのでしょうか(笑)
私よりずっと年上の人達からなるハイキング集団が長い列を作って歩いていたのですが、感心することに、声をかけあって、前から来る人達や後ろから来る人達に道を譲りながら歩いていました。
びわ滝では姿は見えなかったけれど、修行されている方の声が聴こえました。


14:30頃、下界に降りました。寄り道しながら1時間ちょっとですね。山を歩くのは平地よりやっぱり疲れるけど、達成感はあります。また、同じ程度の山を歩いてみたいと思いました。

“2018-01-06 高尾山” への1件の返信