自宅の玄関ドアをスマートロック化したいと思い、August Smart Lockという米国の製品を購入しました。
商品が届き、さっそく取り付けようと思い、玄関内側の以下の部品(サムターン)を2本のネジを緩めて外しました。
玄関外側のユニットが脱落しないようにテープで貼ってからです。

そこに、August Smart Lock に同梱されている取付板(マウンティングプレート)を取り付けたのが次の図です。

さて、August Smart Lock本体を取り付け。3種類のアダプタのどれかが適合するはず・・・

・・・だったのですが、どうも日本のドアには合いません(我が家は輸入住宅でもありません)。
鍵のブランド選択画面で選べるのは以下です(詳細な互換性リストはこちら)。
- Baldwin – Estate/Images
- Baldwin – Reserve/Prestige
- Defiant
- Dexter (by Schlage)
- Emtek
- Kwikset
- Omnia
- Schlage
- Weiser
- Weslock

こうなったら思いつく方法は2つしかありません。
- 作戦その1:August Smart Lockで使用可能な米国製の錠前に交換する
- 作戦その2:なんとかして適合するアダプタを作成する
ドアには主錠(我が家では上の鍵)と補助錠(下の鍵)があり、主錠のほうが安全性が高い鍵となっています。
作戦その1は主錠に対して実施。作戦その2だったら、補助錠を今よりは安全性の高いものに交換して実施する方法が考えられました。
でも、やっぱり知識が足りないし、我が家には工具もろくにありません。
近隣の鍵屋さん数件にインターネットで連絡を取り、この仕事を引き受けていただける方(その道25年のプロ)にたどり着きました。
結果的には、作戦その1でやっていただきました。
国内メーカーの鍵に取り付けるための電子錠の部品を加工し、August Smart Lock に付属のアダプタを接着して用いました。
今後の耐久性など未知ですが、とりあえず完璧に取り付けることができました。
妻や娘が鍵を開閉すると、私のスマートウォッチ Fitbit Ionic に通知が来ますし、オートロックされるし、鍵を持ち歩く必要はないし、施錠状態をいつでも確認・変更できるので安心・便利です。
追記
2019-04-22: 鍵屋さんに作ってもらったアダプタは疲労破壊しました。
無料3D CADソフトをYouTubeで1時間勉強し、作図を開始しました。
しかし、自分で作らなくてももうありました(笑)
こちらです。
私は、海外製品を日本で一般的に流通している製品に適合できるかどうかを、いつも心配してよく調べてから購入しています。
ネット社会、ネット購入できる時代ですから、そこに国境がなく、簡単に海外製品を購入できますから、慎重になります。
今回も、事前に適合できるのかどうか調べれば、大変な思いをしなくてもよかったかもしれませんね。すでにアダプタ等で対応策があったようで、よかったです。
Ryuko☆彡さま。
そうですね。調査が足りず、妻の手前、本当焦りました。
しかし、意地でも取り付けたいと思い、9ヶ月前はMacやWindowsパソコンなかったため、鍵屋さんに手製のアダプタ作ってもらいましたが、それも壊れました。
先日、3Dプリントされた部品が届き、今のところ問題なく動作しています。
耐久性はなければ、次はチタンで3Dプリントします。
コメント失礼します。
マウンティングプレートのビス間隔は何㎝まで対応していそうですか?
こちらでお聞きすることではないかもしれませんが、検索してもなかなか情報がなく…。
もしお分かりになりましたら、教えていただけますと助かります。当方のシリンダーのビス幅は約3㎝(中心⇄中心)
コメント失礼します。
こちらのマウンティングプレートのビス間隔は何センチでしょうか?こちらでお聞きすることではないかもですが、検索してもなかなか情報がなく。。
もしお分かりになりましたら、教えていただけますと幸いです(当方のビス幅は約3㎝(中心⇄中心)です)
まささん。
今、外して大雑把に測定したところ、約2.7cm(ビスの中心と中心)でした。
ピータン様
さっそくご対応くださりありがとうございます!そうですか、微妙な感じですね…。
最悪、プレートの穴を広げるかですかね(>_<)
もともと付いていた玄関内側の部品で外したものがあるので、それで測り直しましたがやはり2.7cmでした。同じスマートロックを購入されたのでしょうか?無事に取り付けられるとよいです。
ご親切にありがとうございます。
まだ購入はしていないのですが、いろいろ見ている中でaugust社製のものが機能面も含め気になりまして。
機能的に悪くないですよね。私は買ってから取り付けられず、焦りましたが、その後3Dプリントされた部品により、問題なく使い続けております。
そうですよね。国内ではなかなか見つからず。。
いろいろとご親切に教えていただきありがとうございました。参考にさせていただきます^ ^